健康

【光毒性?】お肌のシミと紫外線とレモンの関係

レモンを肌につけたら危険?

アロマに詳しい方なら知っている「光毒性」という言葉。
柑橘の精油に含まれるフロクマリン類のベルガプテンという成分が、日光に反応して肌に刺激を与えるというものです️️。

私たちのお客さまは85%が女性なので「朝にレモン水を飲むとシミが出来やすくなりますか?」という問い合わせをよくいただきます。

他のサイトを見ていると「柑橘」と一言でくくられることが多いのですが、一時期問題になった柑橘は「ベルガモット」です。

柑橘によってどのくらい違うのか、ベルガプテンの含有量を比較してみます。

・ベルガモット 526mg/kg
・グレープフルーツ 70.2mg/kg
・ライム 3.9mg/kg
レモン 1.5mg/kg 

レモンはベルガモットに比べて0.3%以下の含有量です。
かなり少ないです。

別の視点で国際機関によるレモン精油の基準を見てみましょう。

 IFRA(国際香粧品香料協会)の基準

消費者向け製品を製造するときの香料に関するガイドラインとして、 IFRA(国際香粧品香料協会)が定めているものがあります。

上記の国際的な基準では、肌へのレモン精油の最大使用濃度は2%となっています。

私たちのレモンはレモン丸ごとに対して精油含有率は0.24%となっています。季節によって、個体によって多少の前後はあると思いますが、問題ないレベルだと思われます。

欧米人と日本人の肌は違う?

欧米人と日本人では肌の特性が違う可能性もあります。

日本の医療機関ではどう扱われているか調べてみました。

公益社団法人福岡県薬剤師会によると「日常生活で光毒性反応が起こることはまれで、発現頻度は低い。ただし日焼けサロンや日光浴には注意が必要である。」と表記されています。

医療機関とは別に、アロマの専門家や化粧品会社によっては様々な解釈が存在します。
一方で、海外の美容系ブロガーには肌トラブル改善にレモンを活用する方が本当に多くいらっしゃいます。

光毒性のリスクだけフォーカスしてベネフィットを無視するのも勿体無いので、機会があったら紹介していくつもりです。

光毒性に対する結論

レモンの精油だけを肌に直接つけて紫外線を浴びるのは少なからずリスクがあるかもしれませんが、普通に食べたりレモンウォーターを飲む分には問題なしだと思われます。

人類が歴史的に食べてきたレモンなので、目に見える変化やリスクがあったらもっと周知されているような気もします。

ただし世の中には過敏な方がたくさんいらっしゃいます。
私たちは科学者ではなく生産者なので100%大丈夫とも言えません。

客観的なデータとご自身の状態を見ながら、使用の際のご判断をお願いするという事になります。

最後に

オーシャンレモンとして一言添えさせていただくと、レモンの微量な光毒性成分よりも、農薬や肥料や除草剤の方が身体に問題あると考えています。

レモン製品でトラブルが出るとすれば、そちらに原因がある方がはるかに高いと感じています。

レモンを選ぶ際はお気をつけいただければと思います。

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Ocean Lemon
身体をリペア(修復)する食べ物として、ケミカルを一切含まないフルオーガニックのレモンを小田原で栽培し、タイガの森から生はちみつを輸入しています。家族全員のQOLを上げるリペアフードブランドです。